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没後400年にちなんで、今回集められた作品展、これほど作品があるとは思いませんでした。保存状態の良くないものもありましたがよく、ここまで残っていてくれたなぁという思いです。この時代の方にしては長寿(1539-1610)だったと思われ、描かれた作品数そのものも多いです。大作も多いのに仕事も早そうです。 絵の展示はだいたい描かれた年代順においてあったと思うのですが、最初の部屋のあたりは、私が知っている等伯の絵の感じとも違って、まだ、これが等伯だ!みたいな感じはありませんでした。(えらそうにすみません。)最初は仏画が多く、でも細かい描写はこの頃からもあって、素朴さもあって、今思えばもっとよく観ればよかった。。展示の最初の辺は作品保護で照明も暗くて観えずらく、しかも並んで館内に入ってすぐだったので、ちょっと気が抜けてました。もったいなかった。。 京都に出る前の等伯(石川県出身)は仏画と向き合いながら、もっと思う存分絵筆を走らせたい、世間の目にもとまるような大作も描きたいという思いを秘めながら描いていたのでしょうか・・・
by ketty105
| 2010-05-25 23:35
| 美術館
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